10月からの祝日

10月の祝日

稲穂

10月の第2月曜日は「スポーツの日」です。 10月10日は体育の日・・・と言ってしまいがちですが、2020年からスポーツの日へ改められました。
元々体育の日が10月10日だったのは、1964年に東京オリンピックの開会式が行われたからです。 しかし、2000年にハッピーマンデー制度により、第2月曜日へと変更になりました。 スポーツの日は史上初めてカタカナを使った祝日で、英語名称の祝日となりました。
スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う日なので、秋晴れの良い天気の中でスポーツをしてみると良いでしょう。

11月の祝日

11月3日は自由と平和を愛し、文化をすすめる「文化の日」です。 元々11月3日は明治天皇の誕生日でした。 しかし、明治天皇の誕生日とは関係なく、憲法が交付された日が11月3日となります。
憲法の施行日の候補が5月1日、3日、5日の3日間であり、このうち1日はメーデーあるためふさわしくない、5日は端午の節句であるため、男女平等の憲法にふさわしくないこと、また武の祭りであるから戦争放棄の憲法にふさわしくないと判断されたため、3日に施行されることとなりました。 その半年前の11月3日に交付することが決まったため、11月3日を国民の祝日としました。
1年の最後の祝日は11月23日の「勤労感謝の日」です。 勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日です。
勤労感謝の日は、1年で最後の祝日です。
元々この日は、新嘗祭(にいなめさい)という祭日でした。 新嘗祭は新穀を奉るとともに新穀を召し上がるという日です。 現在でも、伊勢神宮をはじめ、全国の神社で行われています。